2022.05.31

約1,900名がオンラインで参加!日本医学会創立120周年「式典・シンポジウム」


主催者 日本医学会
開催内容 日本医学会創立120周年「式典・シンポジウム」:オンライン開催
参加人数 / 日程 約1,900名 / 2022年4月2日(土)

主催者のコメント

日本医学会長  門田 守人 様

式典・シンポジウムの開催後、私の先輩でもある現在91歳の先生から「最後まで視聴しました。」という手紙を頂きました。遠方にいる多くの方が参加できるのは、オンラインならではの利点です。一方、今回の取り組みは、長い歴史を形づくる契機の「点」に過ぎません。私たちは、120年の歴史を踏まえ、新たな120年を創造していきます。 医を取り巻く120年の歴史を振り返り、私たちがこれから未来に向けて何をすべきか、提言にまとめて発信しました 。

「日本医学会創立120周年記念映像」を多くの関係者、および全国の皆さまに視聴いただけると幸いです。

120年の歴史にふさわしい
重厚感あふれる演出

日本医学会は、1902年(明治35年)の第1回日本聯合医学会開催をきっかけに発足し、現在加盟学会は141学会、全学会の会員数の総和は100万人を超える団体となり、2022年に創立120周年を迎えました。この創立120周年記念事業の一環として、4月2日、日本医師会館の大講堂にてオンライン形式で「式典・シンポジウム」を開催。JCSは、企画演出に加え、会場設営・進行・ライブ配信等の運営業務全般のほか、記念映像の制作、プロモーションを担当しました。

「式典・シンポジウム」では、120周年にふさわしい、重厚感あふれるステージを演出。オンラインイベントながらステージには金屏風を立て、春を象徴する桜をあしらうなど、リアルイベント同様の装飾、照明をほどこしました。一方、ライブ配信時には随所に画面合成や演出映像を織り交ぜ、オンラインイベントならではの画面演出を行いました。 式典では、日本医学会長からの式辞、日本医師会長ならびに来賓による祝辞の後、創立120周年記念誌委員会委員長による講演「シンポジウム:未来への提言」へと進みました。
 

クライアントの意思を視覚化、
歴史と未来をつなぐ「記念映像」

「近代医学の黎明期からこれまでの歴史を振り返り、真摯に評価・検証し、未来に向けてあるべき方向を検討する」というクライアントの意向を受け、記念事業に関連した三つの映像作品を企画・制作しました。

一つ目は、全国の医療関係者を対象に、式典・シンポジウムへの関心を喚起する予告映像です。日本の医学・医療界が自己変革の新しい光を見出す「覚醒」を促すことを目指して制作しました。二つ目は、日本医学の進歩における光と影をテーマに、日本の近代医学の歴史と日本医学会の変遷をたどる歴史映像です。こちらは、シンポジウム「未来への提言」に橋渡しをする役割も担いました。三つ目は、シンポジウムのダイジェストと、日本医学会門田会長のインタビュー映像です。これらを統合し、すべての映像を紡いだ「日本医学会創立120周年記念映像」が完成しましたので、ぜひご覧ください。
 

 

映像クリエイターのコメント

日本コンベンションサービス株式会社
クリエイティブディレクター
北村 伊知郎


「この先150周年、200周年を迎えた時にも価値のある映像を」という思いで構成を考えました。お客様が抱かれていた「変革への意思」を、どのように映像に落とし込んでいくか、という課題に対して、実行委員会の先生方や事務局、制作スタッフと一体となって取り組めたかと思っています。この一連の映像が日本の医学・医療及び将来の人々にとって意義のあるものになっていたら大変光栄です。

医療専門メディアとSNSで告知、
1,900名が参加

国内の医学・医療関係者に対してメッセージを発信する今回の式典・シンポジウムを幅広く周知するため、医療専門の新聞と雑誌、及びSNSを使って告知しました。SNSはFacebookを活用。2022年1月時点、日本国内には約3万人の医療関係者がFacebookアカウントを使用しており、記念事業をPRできる有効なメディアと判断しました。記事を配信した結果、多くの医療関係者がシェア機能を使い、式典・シンポジウムの情報を拡散しました。メディアを掛け合わせたプロモーションを行ったことで、結果として約1,900名が参加しました。

また、記念事業に関わる全ての情報を随時公開する特設サイトを開設しました。式典・シンポジウムは、特設サイトを通じてライブ配信が視聴できる仕様です。スマートフォンでのアクセスが多い、SNSも使って参加者を募ったことから、スマートフォンでの見やすさを追求。参加者全員が、サイトにアクセスしてから2~3秒でライブ配信を視聴できるよう設計しました。

クライアントの意思を形に

JCSは、コミュニケーションの形が変化する中、日々進化するIT技術を活かしながら、これからもクライアントの意思を形にする一助となるような会議運営を目指してまいります。会議運営に関する課題やご質問等がございましたら、お気軽にご相談ください。

  • 写真左から、日本医学会事務局:高橋秀典様、森田祐基子様、日本医学会長:門田守人様<br />
日本医学会事務局:上田和之様、長門宏子様、JCS:岩瀬哲郎 写真左から、日本医学会事務局:高橋秀典様、森田祐基子様、日本医学会長:門田守人様
    日本医学会事務局:上田和之様、長門宏子様、JCS:岩瀬哲郎

ケーススタディ

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