サステナビリティ

サステナブルな社会の実現に向けて

MICEの力で、持続可能な社会の実現に貢献


MICEにおけるサステナビリティ

MICE※1では、政治、経済、科学、医療といった特定のテーマに、世界中の国・地域から、多様な人々が一か所に参集、交流します。こうした特性も踏まえ、昨今のMICEでは環境・人権の観点や開催地域へのインパクトなど、様々なサステナビリティに配慮した運営形態へのシフトが加速化しており、JCSも、サステナブルな社会の実現に向けた活動を推進しています。

出典:日本政府観光局(JNTO)Webサイト
※1 MICE:企業などの会議(Meeting)、企業などの行う 報奨・研修旅行(インセンティブ旅行)(Incentive Travel)、 国際機関・団体、学会などが行う国際会議(Convention)、 展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)の頭文字を 使った造語で、これらのビジネスイベントの総称です。

JCSが取り組むサステナビリティ

日本コンベンションサービス(JCS)は、コミュニケーションを通じて世界の人々の幸せをつくることを企業理念に、Create the Future Communication を経営理念とし、時代の変化・社会のニーズに応えるべく事業を拡大してきました。これらの理念に基づき、サステナビリティの取り組みにおいても、会議・イベント運営におけるサステナビリティに関するマネジメントシステム要求事項を定めた国際規格「ISO20121」を、2012年8月に日本で初めて取得しました。
ISO20121認証の仕組みを活用して会議・イベントを運営することで、主催者および会議・イベントそのものに以下のメリットをご提供し、会議・イベントの付加価値向上につなげることができます。

「ISO20121」の特長とメリット

・サステナビリティの3側面(環境・社会・経済)に資する会議運営を実現できる。
・サプライヤー参画の仕組みを備え、パートナーシップによりサステナビリティを具現化できる。
・社会的課題の解決に向け、成果継承の仕組みを持続的に活用できる。

また、ISO20121は2024年4月に初の改訂がなされ、「気候変動」「人権」「レガシー」の3つの重要テーマが強調されるとともに「デジタル責任」も追記され、倫理面(情報セキュリティやデータ保護など)や環境面(テクノロジー活用による環境負荷の低減など)での取り組みも求められています。

JCSは、コンベンション業界のリーディングカンパニーとして、サステナブル・コンベンション※2を掲げ「環境」「社会」「経済」の側面に配慮して、イベント価値の向上、サステナブルな社会への貢献に取り組み続けています。
※2 「サステナブル・コンベンション」は、日本コンベンションサービス(株)の登録商標です。

これまでのサステナビリティ活動

ISO20121を運用した累積件数(2025年3月31日時点)

  • コンベンション等

    246件


事業とサステナビリティ(地域・顧客・パートナー)

JCSは、地域・顧客・パートナーと共に、事業を通じて、持続可能な価値の創出に取り組んでいます。

Park MICE

公園など地域の方々が日常的に使う場所で、地域の方々と共にMICEを開催するサービスです。

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えがおのはし(フードウェイスト対策)

会議・イベントで余ってしまうお弁当を「こども食堂」へお届け。食事を必要とされている方に召し上がっていただき、食品ロスも減らします。

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イベント・MICEの温室効果ガス、CO2排出量測定サービス

排出量の数値化、削減のご提案、レポート作成を行います。必要に応じてクレジットの取得までサポートします。

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誠実な連携と共創のためのパートナーシップ構築宣言

JCSは、企業理念である『コミュニケーションを通じ、人を育成し、企業の発展に寄与し、街を活性化させ、国の繁栄を支え、世界の人々の幸せをつくる。』の実現に向けて、すべてのステークホルダーに対して誠実であるように努め、サプライチェーン全体の付加価値向上、更には社会全体の成長と繁栄に貢献していくことを目指します。

組織とサステナビリティ

JCSは、顧客や取引先など様々なステークホルダーからの信頼性向上を目指し、信頼性の高い第三者認証を取得してガバナンスを強化しています。また、会社組織として、オフィス環境の整備や社員のモチベーション向上に役立てています。
さらに若手社員が主体となって社内啓発活動を推進するなど、全社一体となってサステナブルな社会への実現を目指す活動に取り組んでいます。

社員総会

年に⼀度、全国の社員が⼀堂に会する場として、2008年から社員総会を開催しています。経営トップのメッセージを直接聞き、社員としての⾃覚とモチベーションの向上を図るイベントです。事業所・部⾨・上下間を超えた新しい仲間との出会いやナレッジの共有、コミュニケーションの活性化等、社員同⼠の交流を通じて、より健全な職場環境の整備に繋げています。

家族参観日

社員の家族をオフィスに招き、⽇頃の仕事内容や職場の雰囲気への理解促進を目的にした「家族参観⽇」を、2015年から定期的に開催しています。このイベントは、家族が社員の仕事に対する理解を深める機会になるとともに、社員本⼈が改めてワークライフバランスを見直し、仕事へのモチベーションを⾼める機会にもなっています。

JCSパパママカフェ

育児休業中でも社員が希望する形態で働き続けられるような、就業環境づくりやキャリア形成支援を積極的に行っており、その一環として育児に関する情報や知識を共有する交流イベント「JCSパパママカフェ」を開催しています。「JCSパパママカフェ」は、現在育児休業を取得している社員だけではなく、これから子どもが生まれる予定の社員も参加しています。

スポーツエールカンパニー

JCSは2023 年から毎年連続してスポーツエールカンパニーに認定されています。新卒社員がプロジェクトの中心となり、社員の健康増進のためのスポーツ関連の企画・実施から、認証の取得まで、主体的に推進しています。

JCSのサステナビリティ取り組み事例

事業を通じた価値創出、地域社会との連携、働きやすい社内環境づくりなど、JCSのサステナビリティに関する多様な取り組みをご紹介します。