お知らせ

2022.02.04

第3回SDGsクリエイティブアワード「SDGs普及促進映像大賞」を受賞しました


SDGsクリエイティブアワード実行委員会は、外務省・国連広報センター・JICA・ジャパンSDGsアクション推進協議会の後援のもと、2021年6月14日(月)~2021年9月26日(日)の期間、SDGsをテーマにした映像コンテスト「第3回SDGsクリエイティブアワード」を開催し、作品を募集しました。

JCSは、2022年1月29日(土)に開催された表彰式で、第3回SDGsクリエイティブアワードにおける「SDGs普及促進映像大賞・一般部門」を受賞しました。作品名は「きみとぼく」です。ぜひご視聴ください。

作品の制作意図

「人や国の不平等をなくそう」という目標に取り組む上で、大切になるような考え方を、前向きで親しみやすいアニメーションで表現しました。「きみとぼく」の違いに興味を持つこと。多様な存在をそのまま認めること。そして、小さな共通点を見つけること。少し見方を変えると、そこに思いがけない発見があるかもしれません。私たち大人の世代だけで、世界中の不平等を完全になくすことは、とても難しいことだと思います。未来を担う子どもたちもSDGsに興味を持ち、大人たちと一緒に格差や不平等について調べ、考えるきっかけになるような作品を目指して制作しました。

クリエイティブチーム CONTI

クリエイティブアワード審査員のコメント

不平等をなくすためには、多様性を認め、それを力に変えていくことが大切です。そのことをかわいいイラストを使って、また、言葉としてもわかりやすく表現した本作品は大変すばらしいものでした。三角や四角に見えるものも角度を変えれば別の形に見える、ということを示したところも良いと思います。結局見方を変えればみんな同じなのですよね。さらには、その形が最後には目標10のアイコンへとつながっていくところには、映像での表現ならではのクリエイティブさを感じました。その発想は秀逸です。

クリエイティブチーム CONTIのコメント

日本コンベンションサービス株式会社
宝塚大学 東京メディア芸術学部 非常勤講師
クリエイティブディレクター
北村 伊知郎

日々、膨大な数の映像がアップロードされ、小さなスクリーンの中で消費され続ける時代に「私たちはどのような映像を見たいのだろう」ということを考えながら企画しました。CONTIは、コンベンションを通じて、コミュニケーションが活発になり、コネクションを深めるような仕事をしようという思いで活動しています。今回の映像がSDGsの普及と、人々の優しい繋がりに貢献できたら嬉しく思います。

日本コンベンションサービス株式会社
モーションデザイナー
秋田 晴菜

1分という短い時間の中で記憶に残る映像にするため、ポイントにしたのはキャラクターの「声」です。試しに声優さんに台詞を読んでもらったのですが、最終的に6歳の姪に協力してもらうことにしました。声の収録は学校帰りの姪の機嫌に左右されたため、3日に渡りましたが、機嫌の良い日と機嫌の悪い日の声を使い分けることで上手くいきました。苦戦しつつも楽しく制作できた作品です。

このカテゴリの記事

MORE