コラム

2019.09.11

リアルとバーチャルが繋がる3D世界を演出!最新テクノロジーを活用したイベント・展示会


国際会議や展示会、ショーなどのイベントにおいて、インパクトや全体の印象を決定づけるのが「演出」です。そこには音響・映像・照明機材といった要素が不可欠で、それらは常に進化を続け、人々に新しい驚きや感動を与えています。

これらのイベント業界で、40年以上にわたって常に最先端を走り続けてきた企業が、本社をスイス、ジュネーブに構えるDorier Groupです。同時通訳システムを初めて構築したのをきっかけに、1976年、スイスでDorier SAを設立。映像・音響機材を軸としたソリューションを提供する会社としてヨーロッパを中心に知名度を高めてきました。

JCS(日本コンベンションサービス)は、2013年にグループのひとつであるDorier Asiaと合弁で、日本法人Dorier Japanを設立。当社とMCIグループが運営に携わるイベントでは、このDorier Japanの協力で得た最先端テクノロジーを活用し「演出と感動の提供」を可能にしています。

新しい次元のメッセージを伝える圧倒的なインパクト

Dorier Groupの最新事例をご紹介します。大手の有名自動車メーカー「Mercedes社」のイベントでは、3D LEDのステージ演出を手掛けました。LEDテクノロジーを使用した3Dステージは、リアルとバーチャルがシームレスに繋がり、Mercedesが伝えたかった真新しい次元のメッセージを表現しました。この演出が持つ圧倒的なインパクトが、自然とその場にいる全員を魅了する環境を創出し、同時に「テクノロジーが与える無限の可能性」を、参加者だけでなく主催者にも感じさせ、強く印象付けることに成功しています。

日本ではこういったスケールのテクノロジーを導入したイベント事例がまだ少ないですが、この流れは日本でも確実に広がりつつあります。そんな中、自社のグループ内で最新テクノロジーを駆使した「演出のノウハウ」を保有するのは、大きなアドバンテージとなります。何よりグローバルスタンダードのトレンドを理解し、世界と日本との市場ギャップを埋められるサービスの提供は、Dorier Japanが持つ大きな強みです。加速する時代に取り残されないよう、イベントを企画・設計される際はぜひ参考にしていただけますと幸いです。

Dorier Group とは?

世界中の様々なイベントで、映像・音響・照明の機材や同時通訳ブースの装置、設営から運営、撤去までの総合的なテクニカルサービスを提供しており、年間約3000件に迫るクライアント案件を抱えています。Dorier Groupは、ステージデザインや3D、CGの会場・図面設計、コンテンツ制作などのクリエイティブな企画・制作を得意としており、プロジェクションマッピングやヒューマグラム(ヒューマンとホログラムを合わせた造語)のコンテンツ開発に現在注力しています。これらのテクノロジーは、記録した映像を立体映像にしてステージ・スクリーンに映し出すことで、別の場所にいる複数の人物が同じ場所に集まっているような演出を可能にします。

MCI-JCS Japan 株式会社

JCSが 世界最大級のPCO・AMCであるMCI Groupと共同で設立した会社です。増加するインバウンド需要に対応して、海外クライアントが日本でミーティングを開催するときにクライアントのニーズに的確に応えられるサービスを提供するとともに、MCI Groupが海外で実施している先進的なソリューションを国内クライアントに提供することを目指しています。

Written by 米良 雄也

MCI-JCS Japan 株式会社

※本稿に記載している情報は執筆時点のものです。
 

このカテゴリの記事

MORE