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2023.10.27

日本初開催 「インターネット・ガバナンス・フォーラム京都2023」の運営全般を担当


国際連合は、10月8日(日)から12日(金)の5日間、「インターネット・ガバナンス・フォーラム(IGF)京都2023」を京都市で開催しました。IGFは1年に1度インターネットの諸課題について議論する国連主催の国際会議で、日本での開催は初めてです。
会議には国連加盟国の92%にあたる178カ国から、政府、民間、国際機関、技術コミュニティ、アカデミアや一般市民などおよそ9,200名以上が参加。会場となった国立京都国際会館への来場者数は6,200名を超えました。

JCSは、日本初開催となる本フォーラムの運営全般を担当しました。また、さまざまな方への情報保障等のアクセシビリティを確保するために、国連公用語6カ国(アラビア語、中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語)それぞれに対応可能な通訳者をはじめとした40名超の通訳や手話通訳者の手配・管理なども担当。多言語、障害のある方、国・地域等文化の異なる方など、多様な対象の方への対応が必要になる国際会議において、すべての人が参加できるDE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)を実現する会議運営を行いました。

300を超えるセッションやワークショップでインターネットの課題を議論

IGFはインターネットに関する公共政策課題について、政府、民間組織、技術・学術コミュニティ等のステークホルダーが対話を行う場として、国連主催のもと2005年に設立。今回の会合では、“Internet We Want - Empowering All People -”(私たちの望むインターネット-あらゆる人を後押しするためのインターネット-)という全体テーマのもと、約300のセッションやワークショップが開催され、あらゆるインターネットの諸課題について議論が交わされました。

9日(月)の開会式には国連のアントニオ・グテーレス事務総長がビデオメッセージを贈り、岸田文雄首相も登壇してあいさつを行いました。オープニングアトラクションでは、日本の伝統文化「歌舞伎」とおもてなしの心を表現したプロジェクションマッピングがメイン会場を彩りました。

グテーレス国連事務総長からのビデオメッセージ
グテーレス国連事務総長からのビデオメッセージ
プロジェクションマッピングを使った演出
「AI」に関するセッションに登壇する鈴木総務大臣
「AI」に関するセッションに登壇する鈴木総務大臣
「信頼性のある自由なデータ流通(DFFT)の普及促進」に関するセッションに登壇する河野デジタル大臣
IGF 2023 Global Youth Summitの様子
IGF 2023 Global Youth Summitの様子
付箋を活用して議論を進めるワークショップの様子

同時開催された展示会「IGF Village」

IGFの会期中に展示スペースで併催された「IGF Village」 には国内外から70を超える企業や団体が出展し、最新のインターネット技術の展示やインターネットガバナンス関連の活動を紹介しました。

日本文化でおもてなし

IGF Villageには、来場者が「着付け体験」や「呈茶体験」といった日本文化を体験できるコーナーを設置。日本の伝統的な衣装である着物を体験できるブースでは、来場者が好みの着物を選び、隣接のフォトスポットでの撮影を楽しんでいました。また、呈茶体験では、椅子に座って行う立礼での点前を見学し、呈茶と季節のお菓子で一服。これらの体験コーナーは、行列ができるほど多くの外国人の方々で賑わいました。

開催期間中に行われたウェルカムレセプションでは、西脇京都府知事がご挨拶。その他、催し物として、日本の伝統芸能である和太鼓パフォーマンスを披露したり、会場に隣接する宝ヶ池から花火を打ち上げたりするなど、来場した多くの海外参加者に日本の文化を楽しんでいただく機会となりました。

また、会期中には会合参加者有志による演奏や、DJが掛ける曲に合わせてダンスを楽しむIGF恒例のイベント「Music Night」も開催されました。

来場者には和柄のコングレスバッグが配られました。生地はすべて京都産の京友禅、縫製も京都で行われ、帯状に配置された華やかなちりめん生地がアクセントになっています。コングレスバッグの中には本会議のロゴ入りのペンやタンブラー、開催地である京都の観光パンフレット、会場内フロアマップやメモパッド、京都市内を走る地下鉄を会期中に乗り放題で利用できたIGFオリジナルデザインのコンベンションパスが入っていました。

今回の会議は、大多数の参加者が来日外国人ということもあり、日本のインバウンドの復活と今後のさらなる拡大を期待できる国際会議となりました。
IGF京都2023に参加された方々及び関係各位のご協力に心より感謝申し上げます。
JCSは今後も、半世紀にわたる国際会議運営の実績で蓄積したノウハウで、お客様の会議の成功を支援してまいります。

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