プレスリリース

2021.04.27

「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジに登録しました


JCSと、ユニバーサルデザインのコンサルティングを行う株式会社ミライロは、チームを結成し、「“誰一人取り残さない”MICEプロジェクト」を立ち上げ、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)が主催する「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジに登録しました。このプロジェクトの概要は、「TEAM EXPO 2025」の公式ホームページで公開されています。

「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジとは

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が、大阪・関西万博の開催に向けて、テーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現し、SDGsの達成に貢献するため、多様な参加者が主体となり、理想としたい未来社会を共に創り上げていくことを目指す取り組みです。2020年10月から登録を開始し、2021年2月末現在の登録数は、当グループを含む69件となっております。

“誰一人取り残さない”MICEプロジェクト

MICEの運営においては、障害のある参加者、国・地域等文化の異なる参加者、多言語など、多様な対象の方への対応が必要となり、一つの組織だけで完全に対応するのは難しいのが現状です。本プロジェクトはこのような現状に対し、両社が保有する知見やノウハウを活かし「誰一人取り残さない」という観点でMICEの企画・運営に取り組みます。また、このようなサービスを必要とされている方々と共創することで、「“誰一人取り残さない”MICEプロジェクト」の拡大を目指します。

「JCS×ミライロ」チームができること

人材紹介 世界的通訳者/国内トップクラスの通訳者/手話・文字通訳者/ユニバーサルマナー検定取得者
ネットワーク 海外とのネットワーク31か国/障害のある当事者とのネットワーク
技術・ノウハウ ISO20121(イベントサステナビリティ認証)/ユニバーサルデザインの専門的知見/障害者手帳アプリ「ミライロID」
情報発信・PR 両社のHP、SNS、メディアネットワーク

大阪・関西万博とのつながり

国際会議や学術集会、大規模イベントの開催において、国籍、性別、障害、年齢、身体特性に関わらず、多様な人々が参加できる可能性を広げることで生活を豊か(いのちに力を与える)にし、社会とのつながり(いのちをつなぐ)を促進できると考えます。

SDGsとのつながり

本プロジェクトでは、多様な人々が参加できる機会やサービスを提供することで、「SDGsゴール10」の課題に対してチャレンジします。課題解決への貢献方法として、ユニバーサルマナーや高い国際感覚を身に付ける機会提供(=「SDGsゴール4」)を、各々の強みを持つ企業・組織との共創(=「SDGsゴール17」)によってチャレンジします。

JCSは、1964年に東京で開催した国際的スポーツ大会を機に、1967年に創業した、日本のコンベンション業界の草分けです。1970年の万博の語学対応をきっかけに、数々の国際会議や医学会といったMICE運営を通じ、対応するための人材の手配・教育・運用を事業として実施しています。また本社と関西支社でイベントサステナビリティ認証ISO20121を、日本で初めて取得しています。

ミライロは障害のある当事者の視点を活かしたユニバーサルデザインのコンサルティングを通して、多様な人々が暮らしやすい社会の実現を目指しています。両社はTEAM EXPO 2025 共創チャレンジを通じ、多様性に富んだすべての人々が参加可能なMICE・イベントのレガシー創出を実現します。

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