天候調査
登山1週間前から天気図を中心に天気の傾向をつかむことを心がけました。その場合、海抜1,500mの状態をあらわす上空の850hPa高層天気図、同じく3,000mを表す700hPa高層天気図、5,500mを表す500hPa高層天気図の3枚と地上天気図を重ね合わせて読み、天気の状態を立体的につかむことがポイントです。昔は1週間前から日本短波放送の山岳気象を受信して700hPa高層天気図を手書きで書いていたものが、現在は最新のものがインターネットで入手できる便利な時代となりました。またテレビの気象番組は参考になるため注意して連日の天候予想の参考にします。私の場合は登山前日のNHK総合TVの夜6:53からの気象番組の解説を参考にし、自分の天候予測と比較します。
日の出、日の入り時間の確認
重要なのは日没時間。日が暮れるまで山で歩き続けることはないはずですが、万が一何かあった時のために暗くなる時間が何時なのか頭に入れて山では行動する必要があります。また日の出の時間を頭に入れて朝起きることをお薦めします。山の日の出は特にすばらしいもので、テントや、移動中の山陰で日の出を迎えるのでは非常にもったいない話です。それぞれの時間は毎日の新聞(朝刊)の地方版に掲載されています。しかし、自宅と山との位置(距離)によって15分位の誤差が出ることもあり注意が必要です。丸善から出版されている国立天文台編「理科年表」を図書館で活用するのも手です。最近では「理科年表CD-ROM」も販売されていて日の出、南中、日の入の計算をしてくれます。(私は使用したことがありません、これは図書館には無いでしょう)ただしこれらの時間は太陽の上辺が地平線に一致する時刻なため、自分のその時間に居る位置(高度)によって補正をする必要があることをお忘れ無く。インターネットによる情報収集
最新の山行記録をサーチエンジンで探しましょう。(結果は関係リンクを参照)
天気図(地上天気図、高層天気図、週間予報天気図等)をインターネットからダウンロードして登山日に近くなるほど詳細に比較検討しましょう。(天候調査のページを参考にしてください)。また具体的なインターネットの活用は「インターネットと平ヶ岳」を参照してください。また山岳保険について調べましたがほとんど情報がインターネット上にありません。損害保険会社のページではまったく見あたりませんでしたので、直接山岳団体に聞いてみました。(山岳保険について参照)地形調査
国土地理院の2,500分の1の地形図は必須であり消耗品と考えているので今回も最新版を購入する。これは事前準備と登山中に地図に書き込みをするのと、登山後の記録整理に地図をスクラップに張ってしまうため消耗品となるわけです。地形図「平ヶ岳」はちょうど山頂部分が切れているので南側の「尾瀬ヶ原」と、やはり登山口の部分が切れているため東側の「会津駒ヶ岳」と計3枚を貼り合わせなければ完全な地図になりません。予定時刻、参考情報を書き加えて使いやすい形に折り畳みます。そしてよく地形図を眺め一番肝心な登山コースの地形を頭に入れておきます。最近は国土地理院のホームページからこの2,500分の1の地形図そのものを見ることができるようになり大変便利な時代となりました。実際に見てみたい人は次にアクセスしてください。
「平ヶ岳」
ホームページで見ることのできる国土地理院の2,500分の1の地形図については別のページで詳しく説明しました。参考図書・資料
平ヶ岳に関する登山情報は普通の登山用のガイドブックに詳しくでています。また最近の日本百名山登山ブームにより、百名山の山行記録を本にした出版が相次いでいます。当然、平ヶ岳は百名山の一つであるため必ずそれらには記載があります。しかし平ヶ岳の登山計画をたてる時に必要な実際の情報は少なく、ほとんど役立たないと感じています。今回は古いガイドブックも活用して情報不足を補い、ルートを多角的に確認しました。以外と古い登山ガイドブックが役に立ちました。尾瀬のガイドブックに平ヶ岳が収録されていることが多いようです。ここでは最近の参考図書をあげておきました。ガイドブックの情報を補うためにはインターネット上の山行記録から最新かつ十分な情報が入手できます(関連サイトの平ヶ岳の登山記録を参照)情報が多いため自分の登山と同じ時期の山行記録を読むこともできます。百名山関連の本には正規ルートと違い、環境破壊が心配されるショートカットの登山ルートのみを正規ルートのように説明しているがあるのは残念です。
平ヶ岳を博物学的に把握しておくことは登山をさらに充実したものにしてくれるでしょう。そのための最適な本「知られざる平ヶ岳」が地元の教育センターから出版されています。登山前に読んでおくことをお薦めいたします。
登山道具の点検と補充
子供用の登山道具(しらふマット、食事用の小物)と夜に備えてランタン(自炊用のガスカートリッジと共用できるもの、予備のガラスのホヤ)を調達。今回用意したテントは以前から平ヶ岳用に調達してあった4人用の簡易テント(ディスカウントショップで 一番安いもの)。今回新たに双眼鏡を購入。登山靴の手入れ
いつもの登山靴なので、靴紐の点検と保革油、防水油を塗布する。食料
今回は山小屋の食事と行かないので、非常食を含め2人分の食料をスーパーマーケットで10食分調達。なるべく食事の調理に時間をかけないようなインスタント・レトルト食品を中心に選択しました。食事に何を選ぶかは意見の分かれるところで、私は基本的には山で贅沢な食事を取るつもりは無いため簡単に食べられるもので重量がが軽い物を選びます。カメラの準備
フィルムを十分に調達(必要本数を決めるのか難しく十分用意したと思っても足りなくなってしまうことがほとんど)。広角、望遠とレンズ選びによく迷う。電池の残り残量を再点検する必要がある。これを怠ったため折角の登山でカメラが全く使えないことがあった。できれば予備電池を用意しましょう。最近のデジタルカメラでは電池の消耗に注意しましょう。できるだけ予備の電池があると良いでしょう。登山計画の説明
留守家族に今回の平ヶ岳登山の計画を説明し、関係連絡先のメモと登山コースを記入した地図を残します。登山カードの記入と山岳保険への加入
もし登山カードの用紙が前もって入手できれば記入(独自の登山計画書でも良い)して地元の警察にあらかじめFaxしておくか、現地の登山カード専用ポストに投函すことも可能。また平ヶ岳の場合は遭難の危険はまず無いとは思いますが、山岳保険に前もって入っておくことをお薦めします。事後処理
登山靴の掃除と洗浄。写真を中心とした記録の整理(B版の大型のスクラップブックを使用)。「平ヶ岳登山の注意」のページも参考にしてください。
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