8. 山を下って桧枝岐村へ

----

最初の写真:落ちていた道標(鷹ノ巣まで11.4km )、ここから長い下りが始まり(拡大写真72k)この雄大な展望ともここでお別れ
2番目の写真:いよいよ最後の下り「前坂」と呼ばれる急坂を一気に林道まで下る
3番目の写真:駐車場に着いたころにははもう車がほとんど無くなっていた
4番目の写真:桧枝岐村の村営の3つある温泉公衆浴場の一つ「燧の湯1号館」
5番目の写真:桧枝岐村の裁ちそば で有名なおそば屋さん「開山」、店の愛想は悪いが味は最高

姫ノ岳のはい松帯をぬけて一気に下り始める。再び白沢清水の水場に到着したときは往路時よりは勇水量が少なくなっていた。水場のある稜線は見晴らしが無いが台倉山の稜線にでれば雄大な視界が広がる。昨日と違い、普段見ることの少ない燧ヶ岳の北側斜面の地形の様子がはっきりわかる。また御池から只見湖に抜ける国道352がよく見え、時たま走っている車が光ってみえる。

いよいよ最後の岩場の痩せ尾根を一気に林道まで下る。子供のペースが遅く一気とは行かず2時間40分かかり、途中数パーティーに抜かれる。途中北側に只見湖が見え、雨雲が西側からどんどん接近してきてだんだん燧ヶ岳が見えなくなる。ナナカマドの一部で紅葉が始まっている。最後の樹林帯ぬけるとすぐ林道に飛び出す13:50。逆光で緑の綺麗な林道を駐車場まで約15分程歩く、登りでは朝薄暗くこんな綺麗な風景には見えなかった。もう林道は秋の雰囲気。

2時過ぎに駐車場に着いた時にはガラガラ状態。会津乗合自動車のバス時刻表を見ると1日3往復しか便が無い。この運行時刻ではへたをすると平ヶ岳登山前後に近くの清四郎小屋に泊まらなくてはならない。車を使用したドライブ登山のありがたみを感じる。この時間では御池方面から会津高原駅にでるバスとは接続できない。

御池では山の湧き水をお土産にするため約20リットルを給水する。これは最高のお土産(自分のため)。ここでもドライブ登山のありがたみを感じる。御池にある石碑を始めてじっくり見る。なにが書いて有るかと思ったら、以前聞いたことのある自衛隊の話。

「記念碑 尾瀬への道ここに開通す この道は若き自衛隊員の力と汗のよって切り開かれた。その労に対して心から敬意を表す 昭和43年(1968年)8月 福島県知事 木村守江 概要 路線名 主要地方道沼田田島線 工事延長 9500メートル 工期自昭和40年至昭和43年 施行 陸上自衛隊第105施設大隊」

この道路はあの悪名高かい三平峠,小淵沢田代を通過する予定だった環境破壊道路の福島県側の始点部分。当時出来たばっかりの環境庁の大石長官の指示でこの道路の延長工事が中止させられて今日の尾瀬が残っている。感謝!

桧枝岐村の村営の温泉公衆浴場「燧の湯1号館」(500円)の露天風呂に寄る。先ほど下台倉山の痩せ尾根で抜いていった2パーティーとこの温泉の前で会い挨拶。みんな考えている事が一緒でこんなことが出来るのもドライブ登山のおかげ。尾瀬のおかげで桧枝岐村にある3つの村営温泉公衆浴場は相当の金額を稼ぎ出すとの話だ。

風呂から出て有名な裁ちそばを「開山」で食べる。食べている間にも2組の尾瀬ハイカーが入ってくる。どうやらバスの時間調整を兼ねているようだ。このあと木工製品を展示販売している村営のお店によって帰路につきすべての予定を終了する。


[平ヶ岳について][アプローチ][インターネットと平ヶ岳][事前準備][天候]
[登山カード][登山ルート][コースタイム][山行記録]
[コメント][関係連絡先][関係サイト]


ホームへ