7.いよいよ平ヶ岳山頂へ
最初の写真:平ヶ岳山頂の湿原から正面に堂々とした越後駒ヶ岳(2,002m)を望む
2番目の写真:雲海に浮かぶ至仏山(2,221m)の山頂燧ヶ岳から至仏山までのパノラマ(QuickTimeVR:183k)
3番目の写真:平ヶ岳山頂の湿原の池塘越しに越後駒ヶ岳を望む
4番目の写真:平ヶ岳山頂から反対側池ノ岳横の玉子岩を見る(中央右側尾根の稜線上の白い点)
5番目の写真:平ヶ岳山頂から北西側を望む、姫ノ池と登ってきた尾根を見わたせる、左端には白く雪渓が見える
パノラマ(QuickTimeVR:183k)
日が暮れた6時半頃には雲の中に入ってなにも見えなくなり就寝。目がさめた夜中1時頃に外に出て天候調査を行い、体が冷えて眠れなくなる。ウトウトしながら夜明けを迎え気が着いたら5時、明るくなった中(日の出の時間は5時頃)あわてて起きる。上の雪田付近に設営していたパーティーはもうテントの撤収を終わって出発の準備に入っていた。当初薄暗い中平ヶ岳に登り日の出を山頂から見るつもりだった予定を急遽池ノ岳から日の出を見ることにする。
池ノ岳からは太陽の登る西側に姫ノ池の湿原が広が広がっているため日が高くならないと太陽を見ることができかった。夏はまた真西よりも日の出の位置が北側なるためよけい池ノ岳から見ることが難しい。しかし日が登るにつれて上空の雲の色が赤から橙色へ変化するようすを見ることができた。
あわてて池ノ岳からテントに戻りすぐ平ヶ岳に向かう、6:05出発。低い針葉樹林帯を抜けて約20分ほどで山頂の湿原に着くが、実際の山頂まではかなり木道の上を歩く。平ヶ岳の山頂 6:30分頃 二等三角点(コンクリート柱)の上に勝手に木道の補助角材を使って山頂標識が出来ていた「平ヶ岳山頂2,141米」の表記。
南側と西側には厚い雲海がひろがりその中から燧ヶ岳(2,346m)と至仏山(2,221m)の山頂だけが飛び出している。時たま日光白根山の山頂を認めることができる。平ヶ岳山頂からは雄大な展望が広がる。北側に広がるのは越後三山、左側から八海山(1,654m ),中ノ岳(2,085m)、越後駒ヶ岳(2,002m)。
平ヶ岳山頂から南に延びる白沢山へ続く尾根が見える。今はほとんど入る人はいないが昔はここから至仏山に向けて白沢山〜スズカ峰〜岳ガ倉山〜至仏山のコースを歩く人がいた。(山と渓谷 No573 P62-63,1984年4月号)最近この方面に入った跡を確認するために少し下ってみたもののその形跡はなかった。しかしこの方向に湿原が禿げて黒い泥炭層が見えていた。インターネットに報告が上がっていた東京大学のOB4名による尾瀬ガ原の東電小屋の裏手から景鶴山に登頂して尾根づたいに平ヶ岳に山行した記録はこのコースと思われる。