この夏の平ヶ岳 (2004.8.11)


8月7・8日と平ヶ岳に行ってきました。今年は空梅雨の状態で平ヶ岳の山開きが始まり、途中にある台倉清水と白沢清水はほとんど使用できない状態と考えられていましたが、7月の中旬の新潟・福島上空に停滞した前線の影響でかなりの雨が降りました。その後も上空に寒気が入り、雷雨が続く日があり、かなりの降雨により両水場は十分使用できるのでないかと判断しましたが、結果は問題ありません。ただし両方とも水量が十分ではなく、必要な量を確保するのに時間がかかります。この傾向は続くと思われます。登山前後にも連日雷雲が通過しているようですが、下界にくらべて山頂付近の雨量が少なく、登山道の乾きぐわい、池塘の水量から見て十分な水量とはなっていません。

今年は雪が少なかったとも言われ、6月下旬からの猛暑の影響もあり、例年ならば残っている池ノ岳のテント場の付近の雪渓がありませんでした。従ってこのテント場の水場の水量も少ない状態です。また雪渓のある時期に比べて水温も高くなっていました。7/17に登った燧ヶ岳では例年雪渓がある場所にはなにも残っていませんでした。今年の太平洋高気圧の位置が北にずれているため、上空に寒気が入ることが多くなかなか大気が安定しません。檜枝岐村にある気象庁の観測点データを継続的に見ていても、日照時間が連日わずかであり、晴れていることがほとんどありません。

台風11号も日本海に去り太平洋高気圧も強く張り出し、これから平ヶ岳上空の大気が安定することを願って、8月7・8日に登りましたが、やはり大気は安定せず昼からは雷が鳴って弱い雨となり視界はほんとどありませんでした。但し15時ごろからは天候が回復し晴れにはなりませんが、視界はかなり確保できました。翌日早朝は快晴に近い状態でしたが、午後には曇ってきました。

詳しい写真報告はこちらから 

平ヶ岳に一番近い観測点の檜枝岐村(標高930m)のリアルタイムの気象データ(毎時の気温、降水量、風向、風速、日照時間)を、以下の気象庁のwebで見ることができる。
http://www.data.kishou.go.jp/maiji/data/36716.html

過去の気象観測データは気象庁の電子閲覧室で見ることができる。檜枝岐村は福島県から
http://www.data.kishou.go.jp/index.htm

平ヶ岳上空の雨雲の通過状況をリアルタイムで見るためのweb(東京電力、雨量・雷観測情報)、1週間分の過去データも閲覧可能
http://www0.thunder.ne.jp/



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